【 アウトバストリートメントの種類とそれぞれのメリットとデメリットを解説! 】

アウトバストリートメントってどれを使えば良いの?

アウトバストリートメントって種類が多過ぎてどれを選べばいいのか迷いませんか?

たくさんの種類がある分だけ用途はさまざまで、使い方によってトリートメントとしてはもちろんスタイリング剤として使うこともできる、とても便利なツールです。

今回はアウトバストリートメントについて、それぞれのタイプについての紹介、効率の良い使用方法やメリットとデメリットについてまとめました。

 

アウトバストリートメントを使うタイミング

アウトバストリートメントを使うタイミングは2つあります。

  1. タオルドライ後、ドライヤーでのドライの前
  2. 仕上げのスタイリング剤として

基本的には ですが、 形状によっては  の使い方もできます。

 

注意点   

アウトバストリートメントは保湿効果を高めるために油分が多め配合されている商品がほとんどです。つけすぎに注意して、毛先中心に使用しましょう。

 

アウトバストリートメントの形状

アウトバストリートメントは大きく分けて5種類

  • ミストタイプ
  • ミルクタイプ
  • フォームタイプ
  • クリームタイプ
  • オイルタイプ

それぞれについて紹介していきます。

形状ごとのメリットとデメリット

一概には言えないところもありますが、それぞれの形状ごと、仕上がりの質感が軽い順におおまかな特徴とメリット、デメリットをまとめました。

ミストタイプ

水溶液タイプで霧吹き状に噴射して髪に塗布するタイプ。

栄養補給に最適ですが、質感調整や保湿を目的に使いたい場合は他のタイプをオススメします。

メリット

  • 手を汚さず付けられる
  • 最も水分量が多いのでキューティクルから髪の毛内部への浸透率が高いので栄養補給、内部補修力に優れた物が多い
  • ハイダメージ毛の場合は内部補修を目的に、髪が濡れた状態にミストタイプを塗布し、ドライ後クリームタイプのトリートメントを重ね付けすると効果的

デメリット

  •  コーティング剤が入っている場合、頭皮にも液がついてしまい頭皮トラブルの原因になる場合も
  • 本当に栄養補給できる商品は高額なものが多い
  • 油分より水分が多いため保湿効果はあまり期待できない

ミストタイプのオススメ

生ケラチン配合で髪に栄養補給しながらドライヤーの熱を利用した『毛髪熱損傷交換補修作用』で髪の毛を生き返らせます。

付けた瞬間から手触りが変わります。※詰め替えあり

 

 

ミルクタイプ

ミストタイプより少しとろみのある乳液状のトリートメント。

水分も油分もほどよく含まれていて髪の毛全体に伸ばしやすいので扱いやすいく、ショート〜ミディアくらいの長さの方は迷ったらこのタイプを選ぶと失敗が少ないです。

メリット

  • 補修にも保湿にも使える
  • 髪のパサつきやゴワつきが気になる場合、髪が落ち着く
  • 比較的安価なものが多い

デメリット

  • 特になし

ミルクタイプのオススメ

さらっと馴染んでしなやかな髪に仕上がります。
ミルクタイプにしてはしっとり感が強いのでおすすめです。

フォームタイプ

泡状のトリートメント。

缶に入っているタイプと、ごく稀にポンプフューザー(プラスチック製)で売られているタイプがあります。

スタイリングフォームと間違えないようにしましょう。

メリット

  • ナチュラルなパーマスタイルやくせ毛を生かしたゆるふわスタイルなどにスタイリング剤としても使える
  • 髪全体に伸ばしやすい

デメリット

  • トリートメント効果の弱いものが多い(トリートメントフォームとスタイリングフォームの差があまりない)
  • 缶に入っている商品はムース状に噴出させるためのガスが入っているので処分するときに手間がかかる

フォームタイプのオススメ

髪の毛に健やか成分と潤い成分を与え、弾力のあるしなやかな仕上がりになります。
多少のセット力があるのでゆるふわパーマスタイルに最適です。
クリームタイプ

ハンドクリームくらいの固さ。

油分が多く仕上がり重くなるので、特にパサつきや乾燥が気になる髪に適しています。

髪が乾いた状態につけて多少の束感を出すこともできます。

メリット

  • 保湿、コーティング効果が高く、ハイダメージ毛の場合ミストタイプのトリートメントと併用すると効果的
  • WAXほどの束感まではいかないくらいの束感が欲しい時にも使える

デメリット

  • つけすぎるとベタベタになる
  • 高温の場所で保存すると他の形状のものよりも分離しやすく、、古くなるとキャップの周りに塊ができたりする

クリームタイプのオススメ

クリームタイプというかバームですが、よりウェットな仕上がりを好む方にオススメです。
ハンドクリームとしても使え、香りも3段階で楽しめます。

オイルタイプ

オイル状のトリートメント。

保湿効果にとても優れていて、ツヤのある、柔らい髪に仕上がります。

使い方によっては重たくなりすぎますが、とても人気のあるツールです。

メリット

  • コーティング効果が抜群で、熱や摩擦からキューティクルを守ってくれる
  • ボディオイルとして併用できる商品もあり

デメリット

  • 根元付近に付けるとベタついてしまう
  • 価格が高いものが多い

オイルタイプのオススメ

保湿効果の高いアルガンオイル配合で、ダメージをケアしながら弾力のあるツヤ髪に仕上げてくれます。一昔前はなかなか手に入りませんでした。

ほんの一部でもちろんお肌にも潤いを与えてくれます。


こちらは番外編で仕上げ剤としてオススメするオイルです。
アウトバストリートメントしても良い仕事をしてくれますが、真骨頂はスタイリングです。
ウェッティスタイルに仕上げるならポリッシュオイルが1番使いやすいです。

乾燥やダメージがひどい場合

あまりに乾燥する時期や髪のダメージが大きい場合は、トラベルサイズやアトマイザーなどに入れて持ち歩き、

まとめ

アウトバストリートメントは乾かす前に付ける

油分、保湿効果が高いので根元付近には付けない

髪質や状態によってその形状を使い分ける

場合によって2度付け

今回紹介したアウトバストリートメントはほんの一部で、とてもたくさんの種類があります。

その中で自分が実際サロンで使ってみて良かったモノを紹介しました。

自分の好みで選んだ部分もありますが、何を使おうか迷っている方に参考にしていただければ幸いです。

それぞれ髪質やダメージ状態などで使い分けることが大切なので、ある程度絞ったうえで試してみてください。

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